- takagiya blog - https://www.takagiya.to/wp3 -

通信電力(平成23年第1回)問題5-3

(3) 次の問いの【  】内の(カ)に適したものを、下記の解答群から選び、その番号を記せ。

通信用交流電源設備の配線工事に用いられる電線又はケーブルの種類と用途について述べた次のA~Cの文章は、【(カ) ④ A、Bが正しい 】。

A 制御用ビニル絶縁ビニルシースケーブルは、CVVケーブルといわれ、導体を塩化ビニル樹脂で絶縁し、複数の心線を銅テープ遮蔽層で押さえ、さらに塩化ビニル樹脂でシースを施したもので、一般に、600V以下の制御用配線に用いられる。

B 600Vビニル絶縁電線は、IV線といわれ、軟銅の単線又は撚り線を塩化ビニル樹脂でよ絶縁被覆したもので、一般に、電気工作物や電気機器の低圧配線に用いられる。

C 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルは、CVケーブルといわれ、導体を架橋ポリエチレンで絶縁し、さらに塩化ビニル樹脂でシースを施したもので、専ら600V以下の低圧配線に用いられ、高圧配線には用いられない。

<(カ)の解答群>
① Aのみ正しい   ② Bのみ正しい   ③ Cのみ正しい
④ A、Bが正しい  ⑤ A、Cが正しい  ⑥ B、Cが正しい
⑦ A、B、Cいずれも正しい  ⑧ A、B、Cいずれも正しくない

<解説>
出題されたケーブルについてメーカーのカタログ写真から抜粋します。
C、のCVケーブルですが、高圧配線にも用いられます。
ただし、絶縁に用いている材料が、架橋ポリエチレンで、シース(表面)をビニルを用いているというため名称が同じであるだけで、低圧とは異なるケーブル構造となっています。よって、600V用の低圧CVケーブルを高圧に使えるわけではありません。

CVVケーブル(制御用ビニル絶縁ビニルシースケーブル)
CVVケーブル

IV電線(600Vビニル絶縁電線)
IV電線

600V低圧用CVケーブル( 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル)
600V_CVケーブル

6600V高圧用CVケーブル(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル)
6000V_CVケーブル
図の引用 住電日立ケーブル(株) http://www.hst-cable.co.jp/